COVID-19のデルタ株が猛威を振るい・・・
更に感染力が強い、ラムダ株も徐々に増え・・・・・・
そんな中、原油価格もWTIで70米ドル/バレルあたりまで上昇し
樹脂製品の主原料である「ナフサ」価格もそれ以上に高騰しており
梅雨時期位からほぼ全メーカーと言っても過言でないくらい
建築資材値上げの案内!!
が届いております。
しかも、10%~20%以上も値上げするとのこと。
2020年4月から今現在の現場市況として
防水業界はかなり冷え込んでおります。
その為業者によっては、社員(職人)を遊ばせるよりはまし!!!
との浅はかな考えで、通常では考えられない
激安の見積が飛び交っております。
※その場合、だいたい仕事が粗いです
人件費も高騰(人員確保が困難)、資材も高騰しているので
本来は、施主様や元請けさんに
工事単価引き上げの交渉を開始しなくてはいけない時期なのです。
とはいっても、値上げをすると
『ほかで安くやってくれる防水屋がいるから~』
と、受注獲得が困難な状況となってしまいます。
なので、最低でも現状維持が悪手ですが
ベターな方法となってしまいます。
そうすると後はどうするかと・・
下記の様な、我々番頭のレベルアップが必要となります。
① 現場(元請け)との年密な事前打ち合わせ
② 資材(材料)の適正な搬入
③ 適正な人員数の配置
『①』は、段取りを確実にし、人員が遊ばないようにする。
『②』は、無駄な資材を無くし材料費低減
『③』は、効率の良い人数で最小人件費にする
いままでも、もちろん実施しておりますが
更なる効率アップで生き残るしかなさそうです。
追伸
メーカーさん設計価格の改定と
各役所への積算単価(物価本の単価)を上げてください
(>_<)