明日で、令和3年度もおわりとなります。
年度末工事も続々と役所検査を受けている状況です。
その中でも、
中区某小学校水泳プール改修工事も
指摘事項が一つも無く現場が終了となりました。
こちらの学校は、
昨年の夏頃から動いておりまして、
『水槽の水が2~3日くらいで半分くらいになってしまう!!』
との学校からの要請でした。
確かに、水槽の裏側を良く確認しますと、
貫通クラックが数本あるのですが、
2~3日くらいで半分になるくらいのクラックではないし、
半分まで行ったらそこで漏水が止まる・・・・・
との摩訶不思議な事象になっておりました。
貫通クラックの水槽側です。
※貫通クラック部はUカットシーリング充填工法にて補修
よくよく、学校関係者から事情聴取をしますと、
循環吐水口の下あたりで漏水が止まる!!!
とのことがわかり、
循環設備の2次(出力)側の漏水だとわかりました。
※別途工事で配管のやり直しも追加で発注されました。
こんなことにも
防水屋が呼ばれてしまうのは笑いごとですが
設備面の全面改修が必要な学校が
増えているという事であります。
さて、この現場のスタートは
自分がCOVID-19に感染中だったため、
自宅から電話で商社に電話で材料を注文しました。
なんの資料も無い状態で、
何が必要か??
何がどれだけ必要か??
を高熱の中
思い出しながら電話をしておりました(笑)
でも、さすがです \(^o^)/
我が社の社員及び協力会社の職人さん達!!!
役所検査では
厳しい方が検査官でありましたが、
指摘事項は一つもありませんでした。
下記に、作業の流れを説明します。
<排水枡受枠の取替工事中>
<カチオンフィラーを塗布中>
<カチオンフィラー塗布完了>
<塩ビ鋼板取付中>
<オーバーフロー部への防水シート張り込み中>
<立上り面への防水シート張り込み中>
<平場シート・増貼り完了>
<ステンレス蓋取付作業 硬質塩ビアングル溶着>
<ステンレス蓋取付作業 硬質塩ビアングルの溶着中>
<ステンレス蓋取付作業 穴あけ作業中>
<ステンレス蓋取付作業 ウェルナット締め込み中>
<ステンレス蓋取付作業 ウェルナット取付完了>
<ステンレス蓋取付作業 ステンレス蓋取付完了>
<完成写真>
今回の仕様は
ロンシール工業㈱製
LS-210工法
です。
施工事例へのURLアドレスです
↓
https://www.hirobousui.com/works/public-facility/21053