お疲れ様です。
さて、プールサイドの防滑性長尺シートを
機械的固定工法で張る(貼るではないです)場合について
お話しをしていこうかと思います。
通常(密着工法)は、
・(必要があれば)下地を研磨
・樹脂モルタル等で下地調整
・接着剤を塗布し長尺シートを貼り付ける
・突付け部に溶接棒を処理する
となりますが、
※下記ブログ参照
https://www.hirobousui.com/blog/news/139363
https://www.hirobousui.com/blog/news/139398
https://www.hirobousui.com/blog/news/139630
https://www.hirobousui.com/blog/news/139695
https://www.hirobousui.com/blog/news/139762
※下記施工事例参照
https://www.hirobousui.com/works/public-facility/1895
機械的固定工法では、
・端部及びシート突付け部に塩ビ鋼板取付
・(必要があれば)絶縁シートを敷設
・長尺シートを敷設する
・長尺シートの端部を塩ビ鋼板に溶融着固定する
・突付け部に液状シールを塗布する
となります。
<端末部に塩ビ鋼板を取り付ける>
<端末部に塩ビ鋼板を取り付ける>
<端末部に塩ビ鋼板を取り付ける>
<絶縁緩衝シートの敷設
及び 突付け部への塩ビ鋼板取付>
<防滑性長尺シートの敷設>
<防滑性長尺シートの張り込み完了>
<突付け部への液状シール材の塗布>
<施工完了 その1>
<施工完了 その2>
<施工完了 その3>
<施工完了 その4>
<施工完了 その5>
と、密着工法で施工するより
綺麗に張り上げてしまいました(笑)
しかも、2mm厚の絶縁緩衝シートが入っているので
クッション性がバツグンに良く
歩きやすいんです!!!!
こちらの現場は、
全て(四方)の端部が
側溝又は壁面納めの為
塩ビ鋼板の納まりが良かったのと、
ドア関係が無く、
5mmほど上がってしまうので
その辺が絡まなくてよかったです。
※施工実績のURLアドレス
https://www.hirobousui.com/works/public-facility/1896
また、
下記に2物件目の写真を掲載します。
わかる方はすぐにわかると思われますが、
この現場は、ほとんどがPC板の現場となります。
<現状>
<現状>
<端末部への塩ビ鋼板取付 ※裏打ち>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<端末部への塩ビ鋼板取付>
<絶縁緩衝シートの敷設>
<突付け部への塩ビ鋼板取付>
<長尺シートと塩ビ鋼板を溶融着固定>
<端部仕上がり>
<長尺シートと塩ビ鋼板を溶融着固定>
<端部仕上がり>
<端部仕上がり>
<端部仕上がり>
<完成>
<完成>
<完成>
こちらの物件も、
ドア枠が無く、
PC板端部の納まりも良く
綺麗に仕上がりました。
但し、横浜市では
PC板への施工は初めてで
一部反省点などもあり
次回はもっと綺麗に仕上げます。
写真でもわかるように、
密着工法で貼ったよりも
綺麗に仕上がっております(笑)
※施工実績のURLアドレス
https://www.hirobousui.com/works/public-facility/5104
とあるブログでも書きましたが、
横浜市建築保全公社が、
プールサイドの長尺シート貼り工事の
機械的固定工法を標準化してしまい、
わけのわからない業者が施工し
しわくちゃにしてしまったようで、
その時、保全公社さんから弊社へ
『誰でも施工できるよう指導してほしい』
といわれましたが、
我が社のノウハウを教えるわけもなく
一蹴しておきました(笑)